京都の『相続』はお任せください。

相続トータルサポート by 心グループ

遺産分割に期限はありますか?

  • 文責:所長 弁護士 伊藤美穂
  • 最終更新日:2021年2月10日

1 遺産分割の期限

相続に関する手続きは、法律上期限が定められているものがあります。しかし、遺産分割については、法律上の期限がありません。

そのため、理論的には、いつ遺産分割を行ってもいいということになっています。

しかし、遺産分割をしないまま放置すると、大きなリスクが発生する

可能性があります。

ここでは、遺産分割を放置することのリスクについて、ご説明します。

2 予想外の債務を負う可能性

遺産分割を長期間放置する場合、どんな遺産があるのかについても、あまり調査することなく、放置するというケースが多くあります。

もし、亡くなった方に債務があった場合、相続放棄をしておかなければ、その債務を背負うことになってしまいます。

債務には、消費者金融で借りる債務、ローン、交通事故の加害者としての賠償金なども含まれます。

これらの債務は、時には何千万円という金額になることがあります。

そのため、少なくとも債務の有無については、相続発生後すぐに調査する必要があります。

3 相続税申告で余計に税金を支払うリスク

相続税申告の期限は、亡くなってから10か月しかありません。

この期間の間に、申告書の作成と、税金の納付まで済ませる必要があります。

その際、税金を安くするための特例を使おうと思っても、遺産分割が終わっていなければ、その特例を使うことができません。

そのため、いったん税金を余計に納めて、遺産分割が終わってから、税金を取り戻すといった手続きが必要になります。

4 相続人が何十人にもなるリスク

遺産分割を行わない場合、相続人同士が、遺産を共有している状態になります。

たとえば、Aさんが亡くなり、4名の子が相続人だったとします。

その4名が、遺産分割を行わないまま亡くなった場合、その4名の子である、孫の世代で、遺産分割を行う必要があります。

さらに、孫の世代が遺産分割を行わなかった場合、ひ孫の代で遺産分割を行うことになり、この世代までいくと、相続人が何十人にもなることが珍しくありません。

そうなれば、相続人を調べるだけでも、何カ月もかかり、話し合いの席を設けることも非常に困難になります。

5 遺産分割は早期に行いましょう

上記でご説明したとおり、遺産分割は早期に行わなければ、様々なリスクが発生します。

法律上期限はないとはいえ、放置することはリスクが大きすぎるため、可能な限り早く遺産分割を行うことが大切です。

  • 電話相談へ
  • 選ばれる理由へ
  • 業務内容へ

スタッフ紹介へ

お問合せ・アクセス・地図へ

お問合せ・アクセス・地図へ